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ファッション性の高い“ベルト”に魅せられる、こだわりの腕時計

ダイヤルを「顔」とも呼ぶ時計業界において、やや日の目を見ないイメージもあるベルトやストラップ。しかし昨今、ファッション性を重視する流れも相まって各ブランドのこだわりが如実に表れている。

BREITLING
ブライトリング/クロノマット 44 ブラックローマン マザー オブ パール
手作業の5連ブレスはボディに負けない存在感



SSケース、44mm径、自動巻き。110万円/ブライトリング・ジャパン 03-3436-0011
ポリッシュ加工がされたSSケース&ベゼルの輝きを後押しする、ブライトリングならではのSSブレス。

棒状のスチール素材からひとコマずつ丁寧に切り出し、穴を開け、磨き上げてと、すべて手作業で作られるプロダクトだ。

約120個のパーツからなり、光の角度により輝きを変えると同時に、手首に心地良くフィット。ローマインデックス、深みのある輝きのMOPダイヤルなど、その存在感は絶大。

まさに申し分のないアクセサリー効果を持つ1本。

F.P.JOURNE
F.P.ジュルヌ/クロノグラフ・モノプッシャー ラトラパンテ
見た目と機能に貢献する“バンパー付き”


チタンケース、44mm径、手巻き。696万円/F.P.ジュルヌ東京ブティック 03-5468-0931
ひとコマずつ周辺を縁取ったようなチタンブレス。コマを囲んでいるのは、自動車のバンパーから着想を得たというラバーのショックアブソーバーだ。

そして希代の天才時計師が手掛けるモノプッシャーのラトラパンテ(=スプリットセコンド)の新キャリバーを衝撃から守るのは、スポーティな印象のチタンケース。

チタンカラーと緩衝材とのコントラストを生む斬新なストラップデザインが、全体のルックスをいっそうモダンに仕上げている。

ROLEX
ロレックス/オイスター パーペチュアル GMTマスターⅡ
名作を飾るに相応しいエレガントなブレス



SSケース、40mm径、自動巻き。88万円/日本ロレックス 03-3216-5671
今年のバーゼルワールドを大いに沸かせた時計のひとつに挙げられるのが、赤×青のセラクロムインサートをベゼルに備えた待望のSSケース製、GMTマスターⅡだろう。

さらにファンが喝采を送ったのが、このジュビリーブレス。丸みを帯びた5連のコマが織りなすエレガントな輝きに加え、ブレスとケースをつなぐ部分が一体化することで、装着感はきわめて良好。

見た目、着け心地ともに文句なし。

ROBERTO CAVALLI BY FRANCK MULLER
ロベルト カヴァリ バイ フランク ミュラー/RV1G039M0081
ジュエリー効果を熟知するメゾンのセンス



SSケース、44mm径、自動巻き。31万6000円/ミスズ 03-3247-5585
イタリアのクチュール界で確固たる地位を築いているロベルト カヴァリのウォッチを手掛けるのが、同じく独創的なクリエイションで時計界に君臨するフランク ミュラーだ。

この八角形と円を組み合わせたモデルには、アニマルモチーフを得意とするメゾンよりパイソン柄を引用。高い技術を誇るウォッチメーカーの技術により、ダイヤルと同じパターンをブレスレットにエンボスし、その世界観を強調している。


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ユリス・ナルダンの限定モデル「マリーン・トルピユール モナコ・ヨットショー」が発売

世界最高峰のヨットショーに敬意を表した100本の限定モデル
 優雅なバカンス地、コートダジュールの太陽が降り注ぐエルキュール港で開催された第29回モナコ・ヨットショー。125隻あまりのスーパーヨットが出展され、およそ40隻のラグジュアリーなテンダーボートが送迎するイベントだ。スーパーコピー時計このモナコ・ヨットショーの公式スポンサーであるユリス・ナルダンは19世紀にマリーンクロノメーターの製造で一躍名を馳せたブランドなだけに、海に造詣が深い時計ブランドとして海洋の世界と深く関わっている。

 今回、ヨットのアッパーデッキにて展示された100本限定の新作「マリーン・トルピユール モナコ・ヨットショー」は数回にわたって高温焼成を繰り返す「グラン フーエナメル」をダイアルに採用している。



デザインは19世紀の「トルピユール」を継承。トルピユールとは船長のみが持つことが許された、ポケットクロノメーターのことである。ねじ込み式リュウズの側面にはユリス・ナルダンのロゴが刻印されている。日付窓が設けられた6時位置のスモールセコンドには、「MONACO YACHT SHOW」と開催月年を指す「09.19」が赤で描かれている。パテックフィリップ スーパーコピーマリーンテイストを感じさせるホワイトステッチ「ポワン・ド・ブリード」が入ったブルーアリゲーターストラップを装備。
 高温焼成を意味するグラン フーエナメルは、800℃に満たない温度で何度も焼成を繰り返したのち、約850℃もの高温で最終焼成を行うエナメル製法だ。釉薬を焼成することでダイアル表面がガラス質になるため耐傷性に優れ(しかし割れやすい)、変色しにくいという特色を持つ。



“Grand Feu”=大きな炎に包まれる文字盤の地金。ユリス・ナルダンのエナメルダイアルのほとんどは傘下の老舗ホワイトエナメル工房、ドンツェ・カドランで製作されている。グラン フーエナメルは繊細な工芸品である。鉱物を含むガラス質の釉薬を文字盤の地金に焼き付けることで、艶やかな質感をもたらす。
「トルピュール」は19世紀に船長が使用した高精度のポケットクロノメーターを指す言葉だ。また、同時に駆逐艦という意味で19世紀末に出現した艦種の意味でもある。小型で速力が速く、魚雷攻撃や奇襲、警戒、護衛を主な任務とする。りりしい軍テイストを備えつつ、エレガントな印象を与えるのはやはりグラン フーエナメル文字盤が持つ存在感によるものも大きいだろう。



ユリス・ナルダン「マリーン・トルピユール モナコ・ヨットショー」
自動巻き(Cal.UN-118)。50石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約60時間。SS(直径42mm、厚さ11.9)。50m防水。世界限定100本。110万円(税別)。

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H. モーザー初のラグジュアリースポーツウォッチを発表

初の自動巻きフライバック クロノグラフ「ストリームライナー」
 H. モーザーから衝撃的なニュースが2020 年の始まりに飛び込んできた。新しいライン、新しいケース、新しい一体化されたブレスレット、新しいムーブメント、新しいダイアル、新しい針... すべて新しいコレクションが発表された。滑らかなライン、幾何学的な曲線、ダイナミックなフォルム、コントラストと質感のハーモニ ーは、H. モーザーらしいミニマリズムの方針に従い、すべての機能をセンター表示に集約した初の自動巻きフライバック クロノグラフとなった。カルティエ 時計 オーバーホール 値段「ストリームライナー」と命名されたこの時計は、独自の個性を有しており、これまでとは異なる美しさでありながら、受ける印象は完璧にモーザーだ。



H.モーザー「ストリームライナー・フライバック クロノグラフ オートマティック」
自動巻き。55石。21,600振動/時。SSケース(直径42.3mm)。パワーリザーブ約54時間。120m防水。4,800,000円(税別)。2020年1月発売。世界限定100本。


クロノグラフを特徴とする時計というよりも、時刻を表示するクロノグラフ


 H. モーザーの CEO、Edouard Meylan(エドゥアルド・メイラン)は次のように説明している。「私たちは、快適でエレガントで他にはないブレスレットから始めた。次に、クロノグラフ機能を中心にしてこのモデルをデザインした。なぜなら、それこそが本当に見せたかったことだからだ。ストリームライナーは、クロノグラフを特徴とする時計というよりも、時刻を表示するクロノグラフだ。私たちは、控えめな表現と人間工学と読み取りやすさを重視して、サブダイアルのないセンター表示を採用した。これは、私たちのミニマリスト哲学とも完璧に一致する。私たちは、クロノグラフの本質に立ち返り、さらにそれを次の段階へ進めようと考えている。」

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ハリー・ウィンストン 2021新作「HW オーシャン・バイレトログラード ブラック&ホワイト オートマティック 36mm」

ブラックとホワイトで華やかに演出された2つのモデルが、ハリー・ウィンストン「HW オーシャン・バイレトログラード」の新たなバリエーションとして追加された。いずれも、ダイヤモンド、マザー・オブ・パールそして艶やかなブラックラッカーのコンビネーションが、ダイナミックかつラグジュアリーな印象を演出するスポーツウォッチだ。

コントラストを強調したふたつのスポーツウォッチ



ハリー・ウィンストン「HW オーシャン・バイレトログラード ブラック&ホワイト オートマティック 36mm」
ブラックとホワイトのコンビネーションが生みだすシャープなコントラストは、この時計に強い存在感と洗練された印象を与える。これはデザイン面に加え、視認性を高めるためのものである。自動巻き(Cal.HW3302)。35石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約65時間。18KWG(直径36mm、厚さ9.3mm)。10気圧防水。世界限定100本。6,800,000円(税別)。8月発売予定



ハリー・ウィンストン「HW オーシャン・バイレトログラード ブラック&ホワイト オートマティック 36mm」
いずれのモデルのダイヤルも、虹色の色彩を放つマザー・オブ・パール、煌びやかなダイヤモンド、光沢のあるブラックカラーで華やかに演出されており、2色のコントラストの魅力が見事に表現されている。ホワイト マザー・オブ・パールを囲むブラックラッカー仕上げのリングは、日付窓とレトログラードのレイアウトに合わせ、絶妙にその幅にグラデーションがかけられ、ダイヤルに躍動感を与えている。自動巻き(Cal.HW3302)。35石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約65時間。18KWG(直径36mm、厚さ9.3mm)。10気圧防水。世界限定100本。6,800,000円(税別)。8月発売予定


シリコン製平ヒゲゼンマイを搭載した堅牢なムーブメント
 本作は、約65時間のパワーリザーブを実現する自動巻きムーブメントCal.HW3302を搭載する。心臓部であるヒゲゼンマイには、スウォッチ グループのお家芸であるシリコン製を採用。耐衝撃性と精度に優れ、また磁気帯びや熱誇張の影響を受けることがないため、アクティブに使っても、不具合の生じる可能性は少ない。また、片方向巻き上げを採用することで、腕の動きが少ない女性であっても、十分にゼンマイが巻き上がるだろう。加えてムーブメントには、ブリッジに施されたコート·ド·ジュネーブ仕上げ、ベースプレートのサーキュラーグレイン仕上げ、18KWGのローターなど、高級機にふさわしい素材と繊細な仕上げが施される。



HW オーシャン・バイレトログラード ブラック&ホワイト オートマティック 36mmの18KWGケースには、57個のラウンド・ブリリアントカット・ダイヤモンドが配されている。直径36mmのケースで最も目を引くディテールは、華やかなダイヤモンドで彩られたリュウズガード。このモチーフは、ニューヨークの5番街に位置するハリー・ウィンストン本店のエントランスのアーチをインスピレーション源としたものだ。


 ハリー・ウィンストンのお家芸とされるレトログラード機構。本作もダブルレトログラードを搭載する。レトログラード式曜日表示を4時位置に、レトログラード式秒表示を8時位置にレイアウト。それぞれの針が上下逆に動くこのデザインにより、2つのレトログラードの魅力は増幅される。レトログラード式秒表示は30 秒まで秒を刻み、終点に到達するとまるでジャンプするかのように反時計回りに0秒の位置まで戻る。加えて曜日表示は24時間ごとに1目盛ずつ進み、日曜日の午前0時00分00秒に月曜日の位置に戻る。6時位置にはダイヤモンドによって彩られた日付窓が配され、動きが楽しめるだけでなく、実用的なタイムピースに仕上がっている。

ミシェル・パルミジャーニ、70歳の誕生日と彼の功績を祝う特別な「トリック ヘリテージ」

時計師・修復師のミシェル・パルミジャーニは、2020年12月2日に70歳の誕生日を迎えた。先人が培ってきた時計製造技術の保存、新しい世代の時計師への技術の継承、スイス・ジュラの町フルリエの歴史的なウォッチメイキングの伝統の復活。ミシェルの半生は、現代の時計学へ影響を与えた献身の連続だったと言っても過言ではないだろう。ミシェル・パルミジャーニが1996年に設立したメゾン、パルミジャーニ・フルリエは、その創業者生誕70年のマイルストーンの記念として、彼が初めて設計した腕時計のDNAを受け継ぐ世界限定70本の「トリック ヘリテージ」を発表した。



ミシェル・パルミジャーニがライフワークとして研究してきた建築原理がもたらしたものは、麦の穂をモチーフとして放射状に刻まれたライスグレインギヨシェ模様が飾る青いダイアルだ。自然界に見られるフィボナッチ数列の例のひとつである、大麦の発芽を描いた有機的なパターン。それは、イタリアのレオナルド・フィボナッチによって考案された科学的および数学的原理であり、黄金比は原子から天体まですべての比率を決定する。
パルミジャーニ・フルリエ「トリック ヘリテージ」
自動巻き(Cal.PF441)。29石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約55時間。C.O.S.C.認定クロノメーター。SSケース(直径42.8mm、厚さ10mm)。30m防水。エルメス社製アビスブルーアリゲーターストラップ。世界限定70本。204万円(税別)。


ギリシャの女神アテナの槍をかたどった時・分針
 力強いダイアルの上で時刻を示すのは、ギリシャの女神アテナの槍をかたどったトリックコレクションを象徴するスケルトンの槍型針だ。優雅で軽やかなアラビア数字は、18Kホワイトゴールドがロジウムでコーティングされている。日付は6時位置に配されたゆるくカーブを描く窓に表示される。「トリック ヘリテージ」には、歴史、芸術、自然の要素がちりばめられているのだ。



自社製キャリバーPF441
 スイスクロノメーター検定協会C.O.S.C.認定の自社製キャリバーPF441ムーブメントには、ミシェル・パルミジャーニの芸術性と精度に対する妥協なき取り組みの成果が凝縮されている。可変慣性フリースプラングテンプを採用しているため、長期安定性や耐衝撃性が向上し、姿勢差に対する影響も少なく、結果、携帯精度が安定し、最適な等時性が実現した。ダブルバレルによって約55 時間のパワーリザーブが確保され、テンプは毎時2万8800振動で振幅する。



世界限定70本の「トリック ヘリテージ」
 パルミジャーニ・フルリエの「トリック ヘリテージ」は世界限定70本で、ひとつひとつがミシェル・パルミジャーニ本人と、21世紀を早20年も過ぎ、71歳以降も衰えることなく続く、ミシェルが与える時計業界への計り知れない影響への敬意を表している。


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